オリジナルTシャツのデザイン例 |
デザイナーが教えるデザインの秘訣

  • 2024/07/15
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オリジナルグッズ制作で人気のアイテムといえばTシャツ。 おしゃれにデザインしてファッションアイテムとして楽しむもよし、自身のブランドグッズとして、企業のグッズ・ノベルティ、スポーツやクラブのチームユニフォームにと、さまざまなシーンで活躍してくれます。

オリジナルTシャツを制作する際に迷うのが「どんなデザインにするか」ですよね。
今回はオリジナルTシャツのデザイン例をシーン別に紹介するとともに、現役アパレルデザイナーのデザインの作り方やコツを紹介します。

オリジナルTシャツのデザイン例

それでは早速、オリジナルTシャツのデザイン例をシーン別に見てみましょう。実際にデザインを見ることで、自身のオリジナルTシャツづくりの参考にしてみてください。

< 普段着・ギフト用のオリジナルTシャツ >

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モノクロトーンでイラストとフォントを組み合わせたデザインは、シックでクールな印象。どのボトムスに合わせてもかっこよく着こなせるオリジナルTシャツです。 クラシックな雰囲気の英字フォントがスタイリッシュさを感じさせます。

アイテム画像2 アイテム画像3

バックに大きめの写真をプリントしたスタイル。

オリジナルTシャツは写真をプリントして載せることもできます。自然や街の風景写真などお気に入りの一枚を合わせてみましょう。バックの写真とフロントデザインの縁取りの色を合わせることで統一感が出ています。

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赤ちゃんを抱くお母さんの写真を背景に、母の日のメッセージを入れたオリジナルTシャツ。技術力のある制作会社であれば、写真の色調の違いもしっかりと表現してくれるので、出したい雰囲気に合わせて色調を調整するのもおすすめ。 ギフト用のメッセージを英語にすることで、普段使いとしてもおしゃれに使ってもらえます。

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テニスボールが大好きな愛犬のイラストをデザインにした犬用のTシャツ。
犬や猫などペットのイラストは人気のデザインです。自分用のTシャツにプリントすればいつでもペットと一緒にいる気持ちになれますし、ギフト用としてもおすすめ。愛犬用と自分用お揃いのオリジナルTシャツを作る、なんていうのもいいですね。

< クリエイターグッズ用のオリジナルTシャツ >

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くすみピンクのTシャツに、細めのフォントを使ったシンプルながら目を引くデザイン。 見せたい雰囲気に合わせて、フォントを工夫するのもおすすめ。イラストを描くのが苦手という人もフォントにこだわることで、ロゴのみでも印象的なオリジナルTシャツが制作できます。

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ベージュ系のTシャツに同系色の柄を合わせたデザインは、一体感がありながらも中央のロゴをより印象的に際立たせています。Tシャツとデザインの色調を合わせるとより統一感のある仕上がりに。

< 企業ノベルティ用のオリジナルTシャツ >

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展示会やイベント用のノベルティに、協賛するブランドのロゴを並べたTシャツ。ロゴのシンプルさやフォントの大きさなどのバランスを調整することで、抜け感のあるおしゃれさが出ています。イラストがなくても目を引くデザインが作れます。

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柔らかいナチュラルな色合いのTシャツに、温かみのあるデザインを合わせたノベルティTシャツです。オーガニックコットンやサステナブル素材のTシャツを選ぶことで、「環境に配慮したノベルティをつくる」というテーマとマッチした仕上がりになります。

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原色ではなく少し白を混ぜた色の組み合わせが、ポップで明るい印象。ロゴに縁取りを入れると立体感や奥行が出て、文字の印象を際立たせられます。カジュアルな雰囲気にもぴったり。

< STAFF用のオリジナルTシャツ >

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スタッフの日常のあるあるシーンを、コミックのようにコマ割りで切り取ったビッグシルエットTシャツ。イラストと同色でまとめられたロゴは丸みを帯びていてキュート。カフェなどの飲食店やお店の販促用オリジナルTシャツとして販売するのもおすすめです。

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アイテム画像12

白地に黒字を使用して、ロゴのSTAFFのFを人に見立てたユニークなロングTシャツ。ロゴの中にあえてイラストを潜ませることで不思議と目を引く印象に。スタイリッシュさの中に思わずクスリと笑えるポイントをつくるのもいいですね。

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< スポーツチーム用のオリジナルTシャツ >

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チームカラーのブルーをベースにした、サッカークラブのオリジナルTシャツ。 ロゴの中に、スポーツに関連するボールなどのデザインを入れるのが人気。クラブチームのマークを入れるとさらにオリジナル感が出ます。

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バスケットボールのイラストをメインとして中央に、チームキャラクターのキツネを胸元にプリントしたデザイン。スポーツチームのユニフォームは、腕にもプリントすることで一段とおしゃれに仕上がります。オレンジと黒のコントラストでかっこいい雰囲気に。

オリジナルTシャツのデザインの作り方

オリジナルTシャツのデザインの作り方画像

なんとなく作りたいデザインはあっても、実際にどのような工程を踏んでデザインを作ればいいのか悩みますよね。ここでは、プロのデザイナーの制作工程を参考に、オリジナルTシャツのデザインの作り方について紹介します。

< 1.デザインのテーマを決める >

まずは、デザインのテーマを決めます。 グッズ、ギフト、ノベルティなど用途に合わせてどんな人が着るのか、そのシーンを想像しながらデザインで伝えたいことを整理。デザインづくりでここが一番重要な工程で、今後の工程はこのテーマに沿って決めていくと方向性がブレにくくなります。

< 2.デザインのイメージを膨らませる >

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決定したテーマから、作りたいデザインのイメージを膨らませます。参考となる写真やイラストをPinterestやInstagramなどでリサーチ。 その他書籍などで参考になる自分好みのデザインを事前に集めておくのもよいでしょう。 きれい系、華やか系、キュート系、クール系、ファニー系、クラシック系、スポーティ系、シティポップ系などの系統の他、トレンド感、レトロ感、フューチャー感など表現したいデザインにマッチするテイストを決め、表現方法を考えます。 イラスト、写真、コラージュ、タイポグラフィ、またはそれらの組み合わせなどから表現方法を決めます。

< 3.デザインする >

PhotoshopやIllustrator などのデザインツールを使用してデザインしていきます。こちらはプロが使用するツールですが、無料だとCanvaやibisPaintなどのツールがあります。 まずはおおまかな構図を描き、それをベースに作成。選んだTシャツの形や色にも合うよう考えながら、デザインの雰囲気を明確化していきます。 何パターンかデザインを作ってみて、そこから候補を絞ります。ある程度デザインが決まったら、少し引いてデザインを見てみて、大きさや配置による印象の違いをチェックしながら最終版を決定します。

< 4.フォントを選択する >

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文字を入れる場合は、イメージに沿ったフォントの選定も大切なポイント。 「2.デザインのイメージを膨らませる」で決めた系統やテイストをベースに、文字の印象を考えながらフォントの種類を決めます。 権利関係に注意してフリーフォントなどを使用するとよいでしょう。文字の大きさ、大文字、小文字など色々組み合わせてシミュレーションします。

< 5.デザインにマッチするプリント方法を選ぶ。 >

デザインが完成したら、改めてTシャツの形やカラーを吟味しプリント方法を決めます。 プリント方法によってデザインの印象が変わるので、特徴を押さえて種類を選びましょう。 例えば、はっきりした色使いのイラストやロゴは鮮やかな色を表現できるオンデマンド転写が向いており、やわらかな風合いや繊細なニュアンスを出したい時はインクジェットが向いています。 Tシャツの素材によって選択できないプリント方法もあるため、しっかりと確認します。

デザインのコツ

おおよそのオリジナルTシャツのデザイン方法がわかってきましたが、デザインの途中でつまずく点が出てくることも。ここでは、オリジナルTシャツのデザインのコツを4つお伝えします。

デザインのコツ画像

< デザインテーマを言語化する >

オリジナルTシャツのデザインはとにかく最初のテーマ決めが大切。 テーマ決めではイメージだけで終わらせず、何を表現したいのかをしっかりと文字にして書いておくとよいでしょう。実際にデザインをしはじめると色々悩むかと思いますが、そんな時はテーマに沿っているか振り返ることです。 雰囲気だけで片付けず言語化しておくことで、根拠をもった深みのあるデザインに仕上がります。

< 少し違うニュアンスを取り入れる >

あえて少し違うニュアンスを取り入れるとデザインの幅が広がります。例えば、デザインの中に、あえてロゴとは違うフォントを組み合わせたり、クールな中にもどこかユーモアの要素を入れたりすると、遊びが出て豊かなデザインに。 模倣にならないよう気を付けることは大切ですが、好きだなと思う要素をミックスするのもよい方法です。

< デザインを原寸大でプリントする >

デザインを実際に原寸大でプリントして手持ちのTシャツに乗せると、仕上がりをイメージしやすくなります。 PCやスマホのモニター上だけではなかなかイメージしづらく、配置する大きさや位置によってイメージが変わってきます。

< 気分転換をする >

机に向かってデザインを考えていると、行き詰まることもよくあることです。もしデザインのアイデアに煮詰まったら、散歩に出たりお風呂に入ったりと気分転換をするとよいです。 身体を動かすなど何か違う動作をしている時にアイデアが出てくることも。ふと手にとった関係のない本に、デザインのひらめきにつながるヒントがあったなんてこともあります。 少しリフレッシュしてから取り組む方が、頭がすっきりして作業も捗るでしょう。

オリジナルTシャツを作るならBUZZUまで!

オリジナルTシャツを作るならBUZZUまで!画像

オリジナルTシャツのデザインはテーマ決めが大切です。 オリジナルTシャツを作りたい目的、表現したいこと、着用した時のイメージについてラフにアイデアを出していき、整理・言語化するところからはじめましょう。

BUZZUはデザイナー厳選のこだわりのアイテムから選べ、1点からオリジナルグッズを制作できます。 視覚的にわかりやすいデザインシミュレーターで、スタンプやフォントを使って簡単にデザイン。ぜひ、自分らしくデザインしたオリジナルTシャツを作ってみてください!